光るプラカードの基本仕様(ver.5 デジタルサイネージタイプ)

【光るプラカード】ver.4 防水タイプ

近年、PD給電に対応したUSBタイプCで稼働するモニターが登場してきました。
これをプラカード用ポールに取り付けられるようにし、ミニPC、Raspberry PIやメディアプレイヤーで出力できればデジタルサイネージのプラカードになるのでは…?という考えから、光るプラカードver.5 デジタルサイネージタイプを開発してみました。

2023年10月現在18.5インチサイズが最大で、通常の光るプラカードのA3版より少し小さいサイズとなりますが、スライドショーだけでなく動画再生や音声出力などが可能になり、今までにないプラカードとなっています!

ただ、弊社の活動拠点である長野県では効果的な使い所がなくて困っています。
モニター自体に防水性・耐久性がないため屋外での使用はなかなか難しく、かと言って屋内では電源を確保しやすいため一般的なデジタルサイネージではなく無理にプラカードを使う必要があまりありません。
また、案内・誘導においては通常の光るプラカードの方が丈夫で軽く、扱いやすいため、わざわざサイネージにする必要性もあまりないという…orz

弊社が活動する田舎では思いつきませんが、全国で活躍されているイベント業者様や他業種では画期的な使用方法があるかもしれません。
この癖のある商品を一度使ってみたい、見てみたいという方は是非お声がけいただき、よりよい商品開発にご協力いただければ幸いです。

( 修正 / 投稿)

光るプラカード ver.5 デジタルサイネージタイプ 仕様(ver.3 標準タイプA3版 / ver.4 防水タイプA3版との比較)

ver.5「デジタルサイネージ」(*1) ver.4「防水A3版」 ver.3「標準A3版」
サイズ プラカード本体 横42.5cm x 縦26.0cm x 幅2.5cm 横45.0cm x 縦32.8cm x 幅8.2cm 横45.3cm x 縦33.0cm x 幅4.2cm
発光面(表示面) 横41.0cm x 縦23.2cm 横40.7cm x 縦28.2cm 横41.4cm x 縦29.0cm
高さ
(プラカード最上部)
ポール取付時(横) 最大 206cm(下辺181cm) 最大 212cm(下辺178cm) 最大 212cm(下辺178cm)
ポール取付時(縦) 最大 210cm(下辺167cm) 最大 217cm(下辺172cm) 最大 217cm(下辺172cm)
重さ
(バッテリー非装着時)
プラカードのみ - 約1.08kg 約0.7kg
プラカード+ポール(M) 約1.88kg 約1.45kg 約1.1kg
表示面取付方法 メディアプレイヤー
などから出力
横から差込 四隅で固定
点灯時間
(バッテリー)
5,000mAh - 約1.5時間 約1.5時間
10,000mAh - 約3時間 約3時間
13,000mAh PD対応 約2.5時間 - -
20,000mAh PD対応 約4.5時間 - -
機能 防水 なし あり(IP54相当) なし
分離・縦横組換
スピーカー取付 内蔵
A3以外のサイズ ×(モニターに依存) ×
(開発中)

(A1~A4・カスタムサイズ可)
価格 未定 35,200円
(税抜32,000円)
22,000円
(税抜20,000円)

(*1) 【モニター】InnoView 18.5インチモニター 【メディアプレイヤー】アルテマ 1080P HD Media PLAYER 使用時

ver.5「デジタルサイネージ版」のメリット

動画も音声もOK
市販のデジタルサイネージと同じようにスライドショーや動画再生(音声出力可)ができるため、今までのプラカードではできなかった動きのある画像を表示させることができます。
※動画再生や音声出力は取り付けるモニター・メディアプレイヤー等に依存します。

サステナブル
メディアプレイヤーなどにデザインデータや動画データを入れ、それをモニターに出力すればよいため、POPの印刷やラミネート加工は必要ありません。今までのプラカードより更にサステナブルでSDGsです。

VESA規格であればどのモニターでもOK
VESA規格のモニター・液晶ディスプレイであればプラカードに取り付け可能です。

様々な出力方式
メディアプレイヤーではSDカードにデータを入れて出力するだけですが、Raspberry PiやミニPCなどに自作アプリを組み込めば様々な表示・操作が可能です。

ver.5「デジタルサイネージ版」の使用例

コンサートで使用しました
2023年 12月に長野県駒ケ根市で開催された TSUKEMENコンサートの開場時の場内にてお客様に公演終了後のハイタッチ会のお知らせや写真撮影禁止などの注意喚起を行いました。
今回は5パターンの画像をスライドショーで入れ替えて表示しました。一人で複数の案内ができて効果的でした。

ver.5「デジタルサイネージ版」の課題・デメリット

重量・重心
昨今のモバイルモニターはかなり軽くなっていますが軽量のモニターを使用しても今までの光るプラカードと比べて重く、重心が上にあるため、モニターが重くなればなるほど安定性が損なわれます。

耐久性
モニター自体がプラカードのような用途を想定した開発がされていないため破損に弱く、転倒時などのリスクは高いです。

バッテリー
バッテリー容量が大きいものを使用すれば長時間使用できますが、その分重量は増します。

試験運用・モニタリングにご協力いただける企業様を募集します

このように、開発してみたはいいが田舎では使い所がなくどうしたものか…というプラカードが出来上がってしまいました。
そのため、このプラカードを有効利用していただけそうな企業・団体様を募集しています。

「ウチならこんな使い方できそう」「面白そうなので〇〇で使ってみたいです」という企業様がおられましたら是非協力させてください。
ご協力いただける企業・団体様はお問合せフォームからご連絡ください。

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