このページでは長野県のサントミューゼ(上田市)でコンサート運営をする際のプランを紹介します。
こちらのプランはホクト文化ホールにおける多用プランではなく、4枚の光るプラカードを効率よく使った必要最小限のプランです。
( 投稿 / 加筆修正)
サントミューゼ大ホールの入場口は2階にあるため、一階の階段下で検温と消毒を行っています。入場口ではチケット半券の切り離し作業が発生するため、またエスカレーター上部で混雑が発生すると将棋倒しの発生など大変危険なため、少し離れたこの場所で検温と消毒が良いと考えています。
また、ここでも案内スピーカーを併用し、スタッフはイレギュラー時以外は発声しなくてよいという運営スタイルにしています。
【ポイント!】
・ボトルネックを極力作らない・出来たとしても問題が発生しない場所で作業することを心がけましょう。
・スタッフがお客様の個別の要件に回答しててもスピーカーが検温と消毒のお願いをお知らせ!
チケットの半券はお客様に切っていただくことをPOP表示・音声案内しました。ご入場前にその準備をしていただけるので、スムーズな入場に繋がります。
また、スタッフが半券を切り離すジェスチャーを行うことでより効果的に切り離しをお願いしています。
・お客さんが手にチケットを持っているときの消毒はもぎりづらくなる ⇒ ボトルネックになるので注意
・「半券をお客様が切る / QRコードなど非接触もぎり」などの事前告知はマスト!
客席内では、お客様にマスクの着用と会話を控えていただく案内をすべきだと考えています。
スタッフも発声を控える必要があるため、弊社ではこの場面でも光るプラカードを使用しています。
別HPのホクト文化ホールではスタッフが手に持って案内を行いましたが、お客様の誘導時にPOPを脇にかかえて移動する ⇒ お客様へのPRができていない時間が多かった、という問題が発生しました。
これを解消するため、今回はプラカードを自立させてスタッフが自由にご案内できるように致しました。
【ポイント!】
・公演中のみならず、終始できる限り静かにしていただくことは感染対策として重要です!
スムーズな時間差退場を行うにも、やはり分かりやすい案内が必要です。
弊社では、終演後、間髪を入れず、光るプラカードを持ったスタッフが客席通路に登場することで、お客様が立ち上がる初動を制限しています。
また、ロビーが密にならないよう退場のタイミングをコントロールする必要があるため、ステージ上のMCと場内外のディレクターの連携も必須です。
今回の運営では開場時にロビーで使用していた光るプラカードを終演時は場内で使いまわしています。
【ポイント!】
・公演が終了したら、お客様が離席を始める前にスタッフを配置しましょう! タイミングが難しいですが勇気を持って飛び出すことが大事です!!
今回使用した備品を一箇所にまとめました。
左(上)の写真は集めて分解したもの、右(下)の写真はケースに入れたもの(モバイルバッテリーと案内スピーカーはケースに入れるとわかりにくいので外にだしました)です。
ケースや備品ラックに収納すると非常にコンパクトになり、運搬に困らないことがご理解いただけると思います。