初級編・Aタイプのプラダンを分解し、プラダンの両辺を表示する印刷物(POP)のサイズ+6mmでカットします。
A3サイズの用紙(420mm x 297mm)に印刷したものをそのまま使用する場合は 426mm x 303mm 、今回はラミネート加工したPOP(428mm x 305mm)を使用するため 434mm x 311mmでカットしました。
印刷物と同じサイズでもかまわないのですが、次回説明する上級編で改良する際にうまく固定できなくなるため、+6mmしておいてください。
初級編Aタイプと同様に両面テープで棒を固定します。
こちらの方法については初級編AタイプのSTEP1~3をご覧ください。
表面からネジで2~3ヶ所固定します(写真では2ヶ所)。
今回は厚さ1.5cmの棒を使用していますので、この厚さを超えない長さのネジで取り付けてください。(超えるとネジの先が棒から飛び出て怪我をする可能性が高くなります)
ネジの種類ですが、トラスネジ・タッピングトラスなどが良いです。皿ネジはきつく締めるとプラダンが凹んでしまうので、トラスネジがオススメです。
なお、ワッシャーなどもあればよりしっかりと固定できます。
ドリルなどで下穴を空けたあとにネジ止めすると棒がひび割れすること無く固定できますので、お持ちの方は利用をオススメします。
印刷物をダブルクリップで固定すればひとまず完成です!
写真ではダブルクリップを4個使用していますが、使用環境に合わせて数を減らしたり、増やす+テープ固定などを行ってください。
取っ手部分にテープを貼ってください。写真では2.5cm幅の養生テープをぐるぐる巻いています。
ビニールテープなどでもOKですし、クッション性のあるものを巻いても良いです。取っ手を持ち続けることになるため、ご自身が持っていて疲れないものを選択してください。
前述の通り、中級編では初級編の2タイプの長所を組み合わせており、印刷物の固定にテープを必要としないプラカードとなっています。
また、「プラカード」で検索してよく出てくる一点で固定するタイプと違い、背面全体を持ち手部分で支える構造なっているため耐久度が高く、ある程度の強風下でも使用可能です。
ただ、印刷物によってはダブルクリップのせいで表示内容が見えにくくなることもあります。
また、ネジ止めしているため分解が難しく、分解しても組み立てには工具(ドライバーなど)が必要となるため、大量に作ってカバンなどで持ち運ぶには不便です。
上級編では分解・組み立てが容易なため持ち運びにも便利で、ダブルクリップを多用しなくても固定できる、弊社の「光らないプラカード」とほぼ同等の便利なプラカードの作り方を紹介いたします。お楽しみに!
弊社では今回紹介した自作のプラカードを発展させた「光らないプラカード」や、夜間誘導で効果的な「光るプラカード」の販売・レンタルを行っています。
光らないプラカードでは以下のような工夫を施しています。
● 厚いプラダン・伸縮できるポールを使用しているため、より安定した、長さを自在に変更できるプラカードとなっています。
● ナットをプラカードに組み込んでおり、ネジだけで固定できます。簡単に組み立て・分解ができるので大量に持ち運びが可能です。
● ピッチをすべて同じにしているため、伸縮ポールだけでなくA看板や複数取り付けポールなど様々なアタッチメントに取り付けられます。
● 四隅にスリットを入れているため、ラミネート加工した印刷物を差し込むだけで簡単に入れ替えが可能です。
● オーダーごとに制作しますので定型のA2~A4サイズだけでなく、特注サイズでも製作いたします。
光るプラカードは光らないプラカードにLEDを組み込んだモバイルバッテリーで点灯するプラカードです。
光らないプラカードの工夫に加え、
● LEDを組み込んでいるにもかかわらず、約1.1kg(ver.3)~1.5kg(ver.4)、200gのモバイルバッテリーを取り付けても2kg以下と女性でも無理なく運用できる軽さです。
● ver.3「通常タイプ」やver.4「防水タイプ」、ver.4.1「防水両面タイプ」、ver.5「デジタルサイネージタイプ」など様々なタイプがあり状況に合わせた運用が可能です。
● 市販のモバイルバッテリーで稼働するので、バッテリーの取り換えが簡単です。
など、様々な場面で使用することが可能となっています。
下記リンクで詳しく紹介しています。興味を持たれた方はぜひご一読ください!