● ワイヤーネット(ダイソー:44cm × 29.5cm)
● 棒(セリア:45cm x 2.5cm x 1.5cm)
● 結束バンド(15cmくらいのもの)2本
● ネジ(1cmくらいのもの。壊れた電化製品から取り出してもOK)2本
● ダブルクリップ(挟み口25mm程度の中くらいのサイズ) 3個
工具はドライバーとハサミをご用意ください。
ワイヤーネットの中心を通るように棒を結束バンドで固定します。
結束バンドはワイヤーネットの上から二段目と、一番下の段に通してください。
結束バンドを枠組みの上部まで持ち上げ、その直下でネジ止めします。
ここでのネジ止めはワイヤーネットがずり落ちないようにするためですので、あまり深くねじ込まず結束バンドが挟まるスペースを空けてください。
ネジが用意できない場合は、テープなどで固定してください。
印刷物をダブルクリップで固定すれば完成です!
三ヶ所で固定するとかなり安定しますが、屋外で風の強い時はクリップを増やしてください。
結束バンドはそのままでもいいのですが、長いと不便なため、不要な部分はハサミでカットしてください。
印刷物はA3サイズの用紙をラミネート加工したものがちょうど合います。
両面にしたい方は両面にワイヤーネットを取り付けてください。
ただし、この場合は2枚のワイヤーネットの隙間からドライバーを通してネジ止めするため、細いドライバーを用意するなど対策が必要となります。
棒の代わりに突っ張り棒などを使用する事もできます。この場合は棒の長さを変えることが出来るので便利ですが、突っ張り棒とワイヤーネットを固定するための工夫が必要となります。また、接地面が少なくなるため強度が低下します。
このプラカードも安く・簡単に作成できます。かつ、結束バンドを切れば分解も簡単です。
工具などをほとんど必要としないため、材料さえあればどこでも作成可能です。この点はAタイプより簡単です。
また、ダブルクリップで挟んで固定しているだけなので、印刷面の取替が非常に簡単です。この点もテープなどを使用するAタイプより簡単かつ消耗品を使わず、SDGsに配慮したプラカードです。
デメリットは印刷物のみでは柔らかく、紙のままでは利用できない、ダブルクリップの部分の表示が隠れる、ワイヤーネットと棒がぐらつくが挙げられます。
ワイヤーネットは網目状で、印刷物をクリップで挟むため、紙のままで使用するとシワが寄ります。そのため、ラミネート加工やA3サイズのカードケース(硬いもの)が必要になります。
また、透明なダブルクリップがあれば回避できますが、100均で販売しているダブルクリップは黒もしくは鉄のものが多いため、文字やイラストを縁まで印刷している場合は隠れる場合があります。そもそも、ダブルクリップをかっこ悪いと思われる方も居ます。
Bタイプは構造上ワイヤーネットと棒をしっかり固定できないため、若干ぐらつきます。このため、中級編では、AタイプをベースにBタイプの良いところを組み合わせ、より実用的なプラカードを紹介します。お楽しみに!
弊社では今回紹介した自作のプラカードを発展させた「光らないプラカード」や、夜間誘導で効果的な「光るプラカード」の販売・レンタルを行っています。
光らないプラカードでは以下のような工夫を施しています。
● 厚いプラダン・伸縮できるポールを使用しているため、より安定した、長さを自在に変更できるプラカードとなっています。
● ナットをプラカードに組み込んでおり、ネジだけで固定できます。簡単に組み立て・分解ができるので大量に持ち運びが可能です。
● ピッチをすべて同じにしているため、伸縮ポールだけでなくA看板や複数取り付けポールなど様々なアタッチメントに取り付けられます。
● 四隅にスリットを入れているため、ラミネート加工した印刷物を差し込むだけで簡単に入れ替えが可能です。
● オーダーごとに制作しますので定型のA2~A4サイズだけでなく、特注サイズでも製作いたします。
光るプラカードは光らないプラカードにLEDを組み込んだモバイルバッテリーで点灯するプラカードです。
光らないプラカードの工夫に加え、
● LEDを組み込んでいるにもかかわらず、約1.1kg(ver.3)~1.5kg(ver.4)、200gのモバイルバッテリーを取り付けても2kg以下と女性でも無理なく運用できる軽さです。
● ver.3「通常タイプ」やver.4「防水タイプ」、ver.4.1「防水両面タイプ」、ver.5「デジタルサイネージタイプ」など様々なタイプがあり状況に合わせた運用が可能です。
● 市販のモバイルバッテリーで稼働するので、バッテリーの取り換えが簡単です。
など、様々な場面で使用することが可能となっています。
下記リンクで詳しく紹介しています。興味を持たれた方はぜひご一読ください!